財務分析 第1問 問4 キャッシュフロー計算書に関する問題
キャッシュフロー計算書に関する記述のうち、正しくないものはどれですか。
- キャッシュフローは、その計算仮定において判断や見積りなどの裁量の働く余地が少ないため、会計利益数値よりも硬度が高い。
- わが国の上場企業では、営業キャッシュフローを間接法で表示している企業がほとんどあり、直接法を採用している企業はきわめて稀である。
- 支払配当金は、財務活動によるキャッシュフローとしなければならないが、受取配当金については、営業活動か投資活動のいずれかを選択することが認められている。
- フリーキャッシュフローとは、企業が通常の事業活動に必要となる運転資本投資と配当金の支払いを行った後に残ったキャッシュである。
解答
解答:D
- 正しい。
- 正しい。
- 正しい。継続適用を条件に以下の2パターンのどちらかを選択可能。
①受取利息・配当金→投資活動、支払利息・配当金→財務活動
②受取利息・配当金、、支払利息→営業活動、支払配当金→財務活動 - フリーキャッシュフローとは、企業が通常の事業活動に必要となる運転資本投資の支払いを行った後に残ったキャッシュで、配当金の支払いを行う前のキャッシュ。