証券分析 第1問 問5コーポーレートガバナンスに関する問題

コーポーレート・ガバナンスに関する(1)と(2)の記述で、空欄に入る①と②の組み合わせとして、正しいものはどれですか。
(1)株主にとってのコーポーレート・ガバナンスの1つの方法がある。(①)とは、株主総会の議案に対して積極的に賛否の意思表示をするのが代表的形態である。
(2)日本の株主総会での決議の方法として普通決議、特別決議などがある。特別決議は、議決権の過半数を有する株主が出席し、(②)株主の議決権の3分の2以上でもって 決議される。

  • ①エグジット ②全
  • ①ボイス   ②出席した
  • ①エグジット ②出席した
  • ①ボイス   ②全

解答

解答:B

(1)株主権を所有している個々の株主にとって、コーポレートガバナンスの方法はエグジットとボイスに大別される。 ボイスとは、主に株主総会での議決権の行使と、それを意識した経営陣との交渉を指す。

(2)日本の場合、株主総会での特別決議では、議決権の過半数を有する株主が出席し、出席した株主の議決権の3分の2以上で もって決議される。

■エグジット・・・株式を売却することで、経営陣に経営陣にメッセージを伝える。
■ボイス・・・株主総会での議決権を行使することで、経営陣にメッセージを伝える。